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アンナ・カレーニナ

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3月1日、シアターコクーンにてマチネ観劇

2020年夏に予定されていた公演がコロナの影響で中止となってしまったこの舞台、主演の宮沢りえさんの熱量を思い切り感じた約3時間45分。
破滅へと向かっていく愛とアンナと、希望に満ちた純愛のブロンスキーとキティを対比した脚本演出がとても面白かった。
ロシア文学は重いなぁって思う反面、芝居を鑑賞するたびに重面白い。


原作 レフ・トルストイ
上演台本・演出 フィリップ・ブーリン
翻訳 木内宏昌
美術 マックス・ジョーンズ

キャスト
宮沢りえ・・・アンナ・カレーニナ
浅香航大・・・コンスタンチン・リョーヴィン・・・(2020年時点では宮沢氷魚)
渡邊圭祐・・・アレクセイ・ヴロンスキー・・・・・(2020年時点では白洲仁)
土屋志央梨・・・エカテリーナ・シチェルバツカヤ(キティ)・・・・・(2020年時点では川島海荷)
大空ゆうひ・・・ダーリャ・オブロンスカヤ(ドリー)
梅沢昌代・・・シチェルバツカヤ公爵夫人
梶原善・・・ステパン・オブロンスキー・・・・・(2020年時点では吹越満)
小日向文世・・・アレクセイ・カレーニン・・・・・(2020年時点では段田安則)
西尾まり
菅原永二
深見由真
金子岳憲
井上夏葉
高間智子
片岡正二郎
真那胡敬二


ストーリー(BUNKAMURA HPより拝借)

19 世紀ロシア。美しく魅惑的な社交界の華アンナ・カレーニナは、著名な政府高官の夫カレーニンと一人息子と共にサンクトペテルブルクに暮らしていた。

ある日、モスクワを訪れたアンナは、若き青年将校ヴロンスキー伯爵と出会う。一目で惹かれ合う二人。熱烈なヴロンスキーからのアプローチを拒絶し続けるアンナだったが、自分の心を偽ることができず、ついにヴロンスキーと恋に堕ちる。

カレーニンは妻アンナの気持ちと行動を知りつつ、体面を保つために妻に忠告するにとどめていたが、当然心中穏やかではいられない。そんな夫にアンナは、堂々と「ヴロンスキーを愛している」と告げるのだった。若くして結婚したアンナにとって、それは“初めての恋”にほかならなかったのだ。

カレーニンとの離婚が成立しないまま、アンナはヴロンスキーとの間に娘をもうけ、一緒に暮らし始める。だが社交界の掟を破ったアンナに周囲が注ぐ視線は、当然冷たい。ヴロンスキーとの愛に全てを捧げる覚悟を決めていたアンナだったが、次第に精神的にも追い詰められていく。

一方、アンナの兄オブロンスキーは、自身の浮気が原因で妻ドリーとの夫婦仲が危機に瀕していたが、アンナの取りなしでどうにか事なきを得ていた。

オブロンスキーの若き友人リョーヴィンはドリーの妹キティに一度求婚するも、ヴロンスキーに夢中だったキティにあえなく振られ、田舎で農地経営に精を出していた。キティもまたヴロンスキーへの淡い恋心を踏みにじられ、愛を信じられなくなっていたが、勇気を出したリョーヴィンからの二度目のプロポーズを受け入れる。リョーヴィンとキティは真実の愛を手に入れ、地に足の着いた暮らしを始めるのだった。

不安定なアンナを支えるヴロンスキーに対し、アンナは勝手に新たな女性の影を感じていた。疑心暗鬼にかられたアンナは朦朧と街をさまよい──。







宮沢氷魚、白洲仁、吹越満バージョンも観てみたかったなぁと思ったりもして・・・。








# by lilymiya | 2023-03-17 08:50 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

笑いの大学

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パルコ劇場にてマチネ観劇
渋谷についた時には冷たい雨だったけれど、全国的に大雪警報が出ていたにもかかわらず客席は満席、さすが三谷幸喜。
開演を待つ時間に流れる注意のアナウンスも三谷さんの声でクスクス笑える・・それも三回違う内容で・・始まる前から最高である。


作・演出  三谷幸喜

出  演  内野聖陽(向坂睦男)
      瀬戸康史(椿一)

概  要  一人は派遣された。
      一人は強制された。
      二人の友情が
      完璧な喜劇(コメディー)を創り上げた。

      時は戦時色濃厚な昭和15年。
      登場人物は、警視庁検閲係・向坂睦男と
      劇団「笑いの大学」座付作家・椿一。
      非常時に喜劇など断じて許さないとする向坂は、
      上演中止に追い込もうと執拗なまでの注文を繰り返す。
      しかしなんとか上演許可をもらいたい椿は、
      向坂が要求する無理難題を逆手にとりながら、
      あくまで真正面から書き直しに挑戦する。
      警視庁の取調室を舞台に、相対する男二人のドラマが始まる。
      (フライヤーより拝借)


初演の西村まさ彦さんと近藤芳正さんの攻防を観てから25年も経ってるんですね・・・遠い目。
もうすっかり忘れてしまっているだろうから、初めて観るつもりで行ってきました。
面白かった、面白かった。
内野さんも瀬戸さんも最高でした。
まだ公演は4月の沖縄まで続くので皆さんが絶賛の投稿をされると思うの、だから、感想はいつものように端折りますね。

ああ、ほんと面白かった。




頼家・金子さん
畠山・中川さん
義時・小栗さん
ときゅーさ時房・瀬戸さん
と鎌倉殿の13人に出演の方のお芝居が図っているわけではないのに続いている(笑)

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# by lilymiya | 2023-02-16 09:14 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

つぶやき日記