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東京サンシャインボーイズ 復活公演 [蒙古が襲来]

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2月18日、PARCO劇場にてマチネ観劇

作・演出  三谷幸喜


時は鎌倉、対馬の漁村。
昨日と変わらぬ穏やかな一日。
異国の襲来が目の前に迫っていることを、
彼らはまだしらない。



人 物
二ラブ(漁師)・・・・・・梶原善
カメ(二ラブの妻)・・・・宮地雅子
トラジ(カメの兄)・・・・相島一之
おばば(歩き巫女)・・・・吉田羊
タマオ(トラジの幼馴染)・小林隆
オンゾ(トラジの父)・・・西村まさ彦
ましら(傀儡師)・・・・・阿南健治
きんば(傀儡師)・・・・・西田薫
ウツボ(オンゾの妻)・・・谷川清美
ウンジ(隣村の村長)・・・野仲イサオ
ジンタ(カメの元恋人)・・甲本雅裕
ゴングージ(権宮司)・・・近藤芳正
サカサギ(鎌倉武士)・・・小原雅人
九条実実(大宰府から来た客人)・・・伊藤俊人
どんちゃん(たぶん鶏)



対馬の漁村。
元から送られた使者を追い返してしまったことで、元に攻め込まれるのではないかと恐れている鎌倉幕府。幕府は対馬のこの漁村に視察の役人を送ることに。
その役人のもてなしを長老から頼まれた漁師の家のオンゾ(父親)は内縁の妻のところへ行ったきり、カメ(漁師の妻)はもてなし料理を作るために玉子が必要なので飼っている鶏のどんちゃんを探し回る。二ラブ(夫)は夢の中で聴いた(?)太鼓のリズムが頭から離れずに皆に手拍子を聞かせてみるが、リズムが何なのかという答えがみつからない。家の離れには父親の連れてきたお公家の客人がいる。そんな皆があたふたしているところへ10年前に下足番として都へいったトラジ(兄)が戻ってきた。
また、怪しげなおばば(老巫女)も占いをすることで食べ物を恵んでもらいに来た。
長老が接待の仕切りをしようと顔出したり、怪しげな旅芸人夫婦も現れたりしているところに、役人の先発としてきた案内人はなんとカメの妻の元カレ。(彼が船が遭難して帰ってこれなくなったため妻は別の男と結婚したという経緯がある。)
役人が到着し、隣村の長老、村の権宮司もやってきて対応する。役人は島に不審なものや人はいないかを尋ねるが、オンゾと二ラブは少し前に海岸に流れ着いた遺体を埋めたことは言わずにおくことにした。実はおもてなしの料理を出そうとするとせっかく作った卵料理は老巫女のオババに全部食べられてしまっていた(あとは時間がたちすぎて失念)・・・淡々とある意味平凡な日常の物語は進んで行き、最後にやっぱり蒙古襲来、頭の中のリズムは蒙古の船からの音だった。そして村人は皆矢の攻撃で亡くなり平凡な日常はあっけなく消える・・・みもふたもない物語。
芸達者な役者さんたちだから成り立つ舞台たっだのだと思います。

30年後に「リア王」で・・・でしたがリア王じゃなくて、梶原さん主演でもなかったけれど、爆笑ではないけれど、笑えて楽しく面白く泣けました。
2002年に亡くなられた伊藤さんが声だけでの出演も泣けました。
ひとり残ったオババの台詞「いつか、いつか・・と皆は言うが、いつかは来ない。いつかは今なのだ。」にも泣けた。
最後にみんなで歌う「どんちゃんの唄」にも泣けました。

三谷幸喜最高、東京サンシャインボーイズ最高。
次は2105年1月、演目は「リア王2」だそう、生きていたら(笑)観たいな。


by lilymiya | 2025-02-26 14:45 | 観劇 | Trackback | Comments(0)