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theatre COCOON 「マクベス」


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       画像は劇場HPよりお借りしました。




12月13日 マチネ観劇

シェークスピアの4大悲劇、「Macbeth(マクベス)」を長塚圭史が演出。


<キャスト>
マクベス               堤 真一
マクベス夫人            常盤貴子
バンクォー              風間杜夫
ダンカン王              中嶋しゅう
マルカム               小島和重
ドナルドベイン            斉藤直樹
マグダフ                白井 晃
マグダフ夫人             池谷のぶえ
ロス                   横田栄司
レノックス                玉置孝匡
魔女1                  三田和代
魔女2/侍女              平田敦子
魔女3/老人              江口のりこ
貴族/シートン/他           市川しんペー
将校/門番/マグダフの息子/他   福田転球


医者      風間杜夫
シ―ワード  中嶋しゅう
小シ―ワード 斉藤直樹
ヘカテ     池谷のぶえ
使者      常盤貴子
幻影      市川しんペー、福田転球、中嶋しゅう、斉藤直樹



<あらすじ - 劇場HPより>
11世紀中頃、スコットランド。ダンカン王に仕える将軍マクベスとバンクォーは勝ち戦の帰り道、荒野で魔女3人に出会う。魔女たちは「マクベスはコーダの領主となり、王となる」「バンクォーの息子は将来の王となる」と予言を残す。やがて予言通りマクベスがコーダ領主となると、マクベスの妻は夫を王にすべくダンカン王殺害を謀り、心の底には野心を抱えていたマクベスは妻にそそのかされて短剣で王を刺し、殺害してしまう。
こうして王となり権力の頂点に立ったマクベスだったが、もう一つの予言による不安を解消するため、バンクォーの元へ刺客を送るが、バンクォーの息子だけは難を逃れる。一方マクベスは、バンクォーの亡霊を見て狼狽し、さらなる不安に陥り、マクベス夫人も良心の呵責から精神を蝕まれてゆく。
再び魔女に会いに行ったマクベスは、「女の股から生まれたものはお前にかなわない」「バーナムの森が動くまではお前は安泰だ」という予言を聞き一時は安堵したものの、心の奥の不安は消えず、さらに罪を重ね暴君と化していく。そんなマクベスに、反マクベスの軍が迫りつつあった…。


六角形の特設の舞台で野外劇場や見世物小屋の様な雰囲気の中、役者ふたりの口上(?)に対して客席に着席していた役者がやじを飛ばし始めお芝居が始まる。
広いとは言えない舞台に八方から役者が登場し、八方の観客が観るという役者、観客双方に緊張感を持たせるような雰囲気や、バーナムの森が動く演出は観客に緑の傘を掲げさせたり、マグダフに打ち取られたマクベスの巨大な首級を客席を一周するように観客に持たせたりと観客も取り込む演出は面白かった。
それでもやっぱりシェークスピア、セリフが長くて・・・時に眠くなりそうになっちゃったことは隠しません(恥)



個人的に魔女役の三田和代さんの印象がとても強かった・・・The魔女って感じなんだもの、凄い。
堤さんと常盤さんは台詞回しに硬さがあったように感じます。特に堤さん、結構噛んでました。堤さんは好きな役者さんだし、台詞が多くて長いから仕方ないって言ってあげたいけれど、やっぱりシェークスピアだから噛んだらだめだと思うの・・・。
by lilymiya | 2013-12-18 10:23 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

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