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「シレンとラギ」  アイはコロシアイ・・・・。

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青山劇場にて

作    中島かずき
演出  いのうえひでのり

<キャスト>
ラギ        藤原竜也
シレン       永作博美
ゴダイ大師    高橋克実
キョウゴク     古田新太
ダイナン      橋本じゅん
シンデン      北村有起哉
ギセン将軍    三宅弘城
ミザギ       石橋杏奈
モンレイ      高田聖子
モロナオ執権   粟根まこと
ショウニン     右近健一
ヒトイヌオ     河原まさと


<あらすじ> ‐ パンフレットより
それは人を殺める宿命のもとに生まれた女。
20年前≪愛≫の毒によって
南の王を亡きものにした暗殺者。
その名を - シレン。

そして若さと自信にあふれ、
何者をも恐れぬ男。
自らの力を信じ、一途に突き進む若武者。
その名を - ラギ。

野望渦巻く北野都で
二人は出会い、
暗殺者の覚めた眼差しに、
ラギは心魅かれた。

だが、仕留めたとばかり思っていた
南の王は生きていた。
急遽、南へ向かうシレン。そしてラギ。
その若い憧れは、
いつしかシレンの凍えた心をも溶かす、
温かな≪愛≫へと変わっていった・・・・・。

しかし、突然知らされた自分の宿命に
愕然とするラギ。
それは冷酷な「暗殺者の真実」。
自らの命に刻まれた≪愛≫の毒の証しだった―。

北と南。
二つに裂けた国を今また一つにせんとする
野望と裏切りが、
二つの孤独な心をなぶり、
ほんろうしていく。

握りしめたその温かな手は、血で汚れていた―

果たしてこの罪にまみれた≪愛≫を
待ち受けるものは、
無限に続く≪コロシアイ≫の生き地獄か。
それとも、累々たる死体の山に光をかざす、
希望に満ちた救済かー。






ようやく新感線の舞台に藤原竜也くんんが登場してくれました。
永作さんとのダブル主役は贅沢な舞台です。
まっすぐに純粋な若武者、華奢な体で暗く重い宿命を背負って生きる暗殺者、役どころが二人のイメージに凄く合っていてこれは脚本はあてがきに違いないと勝手な推測。
加えて高橋克美さんが良かった。彼の怖い役どころがあってこの物語が成立しているのだなとつくづく思います。 怖くてかっこいい高橋さん、次回の新感線にも出演して欲しい。
古田さんの嫌な奴役ははまってました。どうしてこうも上手いんだろう嫌な奴オーラがユラユラと揺らめいて見えちゃうんだもの。





新感線は毒です。
一度観たら次も観たい次も次も・・・・と思えてならない毒のある劇団です。
Commented by aji at 2012-06-09 12:46 x
読んでるだけでゾクゾクしたよ。

すっごく楽しみになってきたぁ~!!
by lilymiya | 2012-06-08 11:04 | 観劇 | Trackback | Comments(1)

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