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スペシャルトークセッション

下書きが消えちゃったので・・・
思いだせないから、ほんとにさらっ記録のみ・・・



土曜日の午後、丸ビルホールで開催された『日本美術全集』発刊記念企画スペシャルトークセッション「若冲、プライスコレクション、奇想の系譜~それぞれの若冲体験」に行ってきました。
登壇者はジョー・D・プライス氏、狩野博幸氏 (同志社大学教授)、山下裕二氏 (明治学院大学教授)という豪華な方々。

若冲に関する貴重なお話しがたくさん伺えた事、本当にラッキー。
ダメもとで招待希望と応募したら、当選した事自体もラッキーです。
残念だったのはせっかく同じ会場にいたのにLukeちゃんちのSさまにご挨拶できなかった事かな。



以下はメモ 覚えている限り、思いだしたら追記するつもり。思い出せない感は120%だけど

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プライス氏、最初に入手した日本画が若冲作である事はその後10年もの間知らずにいたのだとか

三十幅ある「動植綵絵」の中にある魚の目玉は漆で描かれてるとか・・
狩野先生のお話しではその三十幅は絹や絵具、装丁、箱など一幅に掛ける材料費は現在の価値にすると300万円は下らないと・・(全部で一億円近くなるww)

若冲は自分の描きたいものを最高級の画材を惜しげもなく使って描き。仕上がった作品はあっさりと寺に寄贈してしまう。そんな絵師は世界広しと言え若冲しかいないであろうとか

プライス氏が「動植綵絵」の中で一番好きだおっしゃる「菊花流水図」、宮内庁所蔵のためなかなか観る事が出来ない作品。観る事が出来ると知らせを受け、アメリカからたった2日で来日し対面した作品を前にさめざめと涙したとか。
「菊花流水図」には後から(裏から)描かれている菊の花があるが、お抱え絵師ではこんなアングルで菊の花はなかなか描けない、描きたいものを描ける若冲をよくあらわしてると狩野先生、山下先生がおっしゃる。

自然のひかりによって変化する作品の表情を味わう事が大切。
日本画で使用される絵具(岩絵の具)の細かい粒子がひかりに対する繊細な反応や変化を自然の移ろいゆくひかりの下で観賞して欲しい。 
作品が描かれた時代を考えると太陽や月の明かり、蝋燭の明かり・・・その明りも上からの明かりでなく作品と水平な明かりが良いというプライス氏の考え。

若冲は薄塗り、厚塗りは贋作。

山本先生曰く、巻けない絵はは日本画では無い

プライス氏は研究のため真贋合せてコレクションされているとか



エトセトラ、エトセトラ・・・・

ああ、ちゃんとメモできてない・・・
by lilymiya | 2013-03-12 15:02 | アート | Trackback | Comments(0)

つぶやき日記