2024年 01月 19日
ODESSA(オデッサ)
東京芸術劇場プレイハウスにてマチネ観劇(1月12日)
作・演出 三谷幸喜
CAST
青 年 柿澤勇人
警 部 宮澤エマ
旅行者 迫田孝也
演 奏 荻野清子
ナレーション 横田栄司
STORY
1999年、アメリカ、テキサス州西部の町、オデッサ。
夜11時過ぎ、道路沿いの小さなダイナーで、一人の青年が誰かを待っている。
そこへ現れたのは、オデッサ警察のカチンスキ―警部。
3日前に近くで起きた殺人事件の重要参考人として
日本人の旅行者が事情聴取を受けているが、彼は英語が全く話せなかった。
捜査にあたるカチンスキ―警部は日系人だが日本語が話せず、
警察関係者にも日本語が話せる人間がいない。
そこで、地元のジムでトレーナーをしている日本人青年、
スティーブ日高が急遽、通訳として派遣されたのだ。
やがて、重要参考人となっている日本人旅行者が現れる。
コジマカンタロウというその旅行者は、どうやらスティーブと同郷らしかった。
さっそく通訳を介しての取り調べが始まるのだが・・・・・。
これぞ、三谷幸喜ワールド
どうしてこんなお芝居を書けちゃうのか、いつもいつも頭の中をみてみたいと思う
まだまだ公演は続くからネタバレはしたくないので詳細はまた今度に
とにかく最高に面白かった
買わない買わないといっているパンフレットも買ってしまったよ
2024年、観劇スタートはものすごいスタートダッシュだったね、私。
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by lilymiya
| 2024-01-19 10:39
| 観劇
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2023年 12月 26日
海をゆく者 (パルコプロデュース2023 The Sea Farer)
12月12日、パルコ劇場にてマチネ観劇
作 : コナー・マクファーソン(Conor MacPherson)
翻訳 : 小田島恒志
演出 : 栗山民也
出演
小日向文世・・・ロックハート (Mr.Lockhart)
高橋克実・・・リチャード (Richard)
浅野和之・・・アイヴァン (Ivan)
大谷亮平・・・ニッキー (Nicky)
平田満・・・シャーキー (Sharky)
あらすじ(PARCOSTAGEサイトより拝借)
アイルランド、ダブリン北部。
海沿いの町にある古びた家に、若くはない兄弟が二人で暮らしている。
兄のリチャード(高橋克実)は大酒のみで、最近、目が不自由になり、
その世話のためにも戻ってきたという弟のシャーキー(平田満)は、酒癖の悪さで多くの者を失い、今は禁酒中。
陽気で解放的な性格のリチャードとは、クリスマス・イヴも朝から近所の友人アイヴァン(浅野和之)と飲んだくれ、
シャーキーが顔を合わせたくないであろう男ニッキー(大谷亮介)を「クリスマスだから」とカードに誘ってシャーキーを怒らせる。
さらには、ニッキーが連れてきた一人の男、ロックハート(小日向文世)。
彼こそが、シャーキーが忘れたくとも忘れられなかった男だった。
百戦錬磨、熟練俳優たちがアイルランドの片田舎の飲んだくれのおじさんを演じ
その丁々発止のやりとりは本当におもしろかった
(高橋さん以外はオリジナルキャストですが、高橋リチャード、なかなか好きです)
21世紀のクリスマスキャロルといわれるこの戯曲、
キリスト教徒でもない、宗教観も持ちあわせていない人にとっては深いところを理解するのは難しいけれど、
観劇後ちょっと時間がたってみると、するめのようにジーンと沁みる感のあるお芝居だと思う
2023年最後の観劇によい公演をチョイスした私、すばらしいな。
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by lilymiya
| 2023-12-26 10:04
| 観劇
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